恥垢の原因、女性編

トイレで下着をおろしたとき、デリケートゾーンから嫌なニオイがした、という経験はありませんか？

デリケートゾーンのニオイは、おそらく女性なら誰でも一度は経験したことがあるでしょう。

女性のデリケートゾーンはおりものや生理の血液などの分泌物も多く、構造上蒸れやすいという特徴もあります。

女性ホルモンの影響もあるので、生理周期によって変わるのも特徴ですね。

そんなニオイを発する原因の1つに、恥垢があります。

恥垢が付く原因とは、一体何なのでしょうか。

ここでは、女性の恥垢の原因について詳しくお話ししていきます。

恥垢は汚れのかたまりである

まず一言でいうなら、恥垢は汚れのかたまりです。

尿やおりもの、汗などの分泌物が集まってできています。

デリケートゾーンの表面に付いても下着とこすれることで取れてしまいますから、私たちが目にする恥垢は、大抵は凹凸のあるところにあるでしょう。

たとえば外陰部のヒダの内側、などです。

性器からの分泌物とはいえ、カラダにとって要らないものの集まりですから、恥垢に価値はありません。

細菌が含まれていたり、細菌のエサになってしまうことからも、早めに対策をすることが望ましいといえるでしょう。

汚れのかたまりとはいえ、恥垢は性器からの分泌物。

女性ホルモンが分泌されて生理が来る年齢になっていれば、恥垢は少なからず誰にでも見られるもの。

多少付いていても、お風呂で洗い流してしまえばすむ話ですので、自分でニオイや量などが気にならなければ問題はありません。

しかし悪臭がするほどたくさん恥垢が付いていたり、いつもとはなんとなく違う気がするようなときには要注意。

そんなときは、カンジダなどの病気を発症しているかもしれません。

恥垢の原因はカンジダの可能性大

恥垢が気になって仕方がないほどあるというときは、その恥垢の原因はカンジダかもしれません。

カンジダになると恥垢が増えると言われており、女性の場合は外陰部のヒダのところに、カッテージチーズのような恥垢がべったりと付着することもあるのです。

普段とは明らかに違うと感じたら、カンジダの可能性が高いということを覚えておきましょう。

間違った対策をしてカンジダを悪化させないためにも、恥垢は1つの参考ツールとしてとらえておけるといいですね。

カンジダは女性がなりやすい病気であり、珍しい病気ではありません。

カンジダ菌という常在菌が、膣の中で増殖してしまったことがきっかけで起こります。

普段は悪さをすることのないカンジダ菌ですが、体調不良のときや免疫が低下しているときには発症しやすくなります。

特にデリケートゾーンを清潔にすることを意識するあまり、ゴシゴシ洗ってしまっている人は要注意。

常在菌のバランスが崩れ、カンジダになりやすくなってしまいます。

恥垢は性器からの分泌物ですから、細菌にとってはエサとなるもの。

細菌が増えて別の病気のきっかけにもなりかねませんから、正しい方法で対策をしていってくださいね。

まとめ

女性の恥垢の原因についてお話ししました。

女性の恥垢は珍しいことではありませんが、明らかに大量の恥垢がついているときには気を付けなくてはなりません。

カンジダなどの病気であるなら、適切な対策をしなければカンジダの症状がよくなることはないからです。

恥垢が増えたことに気付くためには、日頃からどんな恥垢がどのくらいあるのか？という、普段の状態を知ることから始めましょう。

普段の状態が分からなければ、病気の時の恥垢と比べることもできませんからね。

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